2015年6月11日木曜日

6月8日の活動レポート

◎内容
①2年課題発表
②安武先生より
③全体スケジュールの共有
④MTG報告

本日の活動では合宿へ向けた準備もあり、執行部である3年生が開始から忙しそうに動いていました。合宿はまだまだ先と考えがちですが、先輩方がこうして動いているのを見ると時間は足りないくらいなのかもしれません。

さて、本日から2年生の課題発表が毎週行われます。その内容は「指定されたUXに関する本をチームで読み、A3用紙にグラフィックと文章でまとめて発表する」というもの。本格的な勉強が必須になっている未来研の中で、将来核を担って行く2年生に課せられた課題でした。
今回の担当は川口と北島。本は「デザイン・シンキング」です。大勢の未来研メンバーの前に立つことに少々戸惑いを感じているようでしたが、一度口を開けばすらすらと発表を進めていくことができました。


綺麗に、かつわかりやすくまとめられており、安武先生からも「素晴らしい!」との言葉を頂いていました。それぞれ課題やプロジェクトで時間も無い中、効率的な方法を模索しながら完成させたようです。本から学び取れたこと、勧めたい相手までしっかりと答えるところに、真剣になって取り組んだ様子が垣間見ることができました。

続いて、安武先生よりこれまで進める段取りを組んでいたプロジェクトに、新しくプロジェクトが追加されたという報告から、新規プロジェクトの概要の説明。そして、「なぜこんなにプロジェクトの依頼が常葉に来るのか?」部員達が薄々感じているであろう疑問に、未来デザイン研究会の特異性についての話で回答がありました。

学生と教員が共同チームとして動ける場所はまだあまり存在せず、新しい共同作業としての価値があるようです。自分たちが所属しているとその珍しさはわかりかねますが、他大学に目を向けてみるとわかりやすいのではないかと思います。安武先生の力と学生の学びたい意欲が合わさるところに、依頼してくださる外部の方々は他に無い価値を見出しているようです。
そして、今後のプロジェクト進行についての助言もありました。
「教えて、ではなくやってみる」「失敗しても良いので進めて行く」「プロジェクトごとにゴールが明らかになる」この3点についてです。目標を定め、分析を進め、やってみてから経験と反省を活かして次に繋げる。様々なデザインの場で通用するプロセスを、部員たちは現在身をもって体感しているのではないでしょうか。
丁寧にメモを取る福士部長。

その後、各プロジェクトチームにわかれて本日分の作業を進めます。
自分の担当チームの中で起こったこと、今後の方針をリーダーが部活終わりに報告しました。


簡潔にわかりやすく、今後の展望までしっかりと見えている様子に頼もしさを感じる一方で、現在行っていることに頭を悩ませている声もちらほらと聞こえていました。
経験は何よりも自分の糧になる大切なものです。今悩んだり疑問を持ったことをそれぞれの糧にするためには、悩みや疑問から目を背けずに考えていくことが必要なのでは、と思います。
特に1年生は今何をしているのか、先輩が何に悩んでいるのかがまだあまりわからないのではないでしょうか。まあいいか、と放棄せずに、自分なりに解釈して考えて、「教えて、ではなくやってみる」を自分なりにやってみてほしいと思いました。


ビジュアルデザインコース2年:水谷みなも

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