2015年10月23日金曜日

10月19日活動報告

10月19日活動報告

◎内容1.和波さんWSについて2.後期プロジェクト確認3.前期プロジェクト

今日の活動ではまず後期プロジェクトの話から始まりました。



三年生の先輩方から、未来研の現状についてホワイトボードに構造化したものと合わせながらの説明がありました。





後期プロジェクトが始まってしばらくが経ちましたが、ここにきて後期プロジェクトに対して抱えるもやもやが部員全体
に見えています。

そもそも後期プロジェクトには何のためにやっているのか、そのゴールは何であるのか。についてです。

今私たちに不足しているものは、「自分一人で勉強する習慣」であり、学び続ける行動です。
後期プロジェクトはそれを補うことを目的として計画されたものになります。

実際に後期プロジェクトを通して、自分たちが分析する上でメソッドの抽出がありましたが、配布したデータを印刷してアンダーラインをひいているのか、という投げかけが三年の先輩方からありました。
そして実際にやっている人もいますが、全員がやっているわけでないのが現状です。

また未来研部員からは、後期プロジェクトは楽しくない…という雰囲気があるのではないか。というお話がありました。

その実態としてコミュニケーション不足が挙げられます。
わからないことがあったらお互いで情報共有したり、先輩方のところに行き、アドバイスをもらう回数が足りないが故に、つまづいた時の突破口が見つからず、結果「楽しくない」に繋がってしまうのではないでしょうか。
現在部活内の中心として動いていただいている三年生からは、自ら歩み寄るよりも向こうから来てほしいと思ってしまう、という素直な声がありました。

それについて四年生の望月先輩から「お節介より仲良くしてほしい!同学年同士の仲良しパワーを広める感じになると良くなるのでは」というアドバイスをいただけました。

私自身、わからないことがあれば先輩に見てもらうことはありましたが、情報共有という形でのコミュニケーションよりも、自分たちの行っている分析はずれていないか、というところにこだわってしまっていた節があり、確認作業になってしまっているのではないかということに気づきました。

安武先生からは、自分でなんでもできる人はうまくいくが実際に全員が全員できるわけではない。
しかし、わからないことを聞きに来る人、調べる人は大概なんでもできてしまう。というお話がありました。


例として外部の某大学では未来研に影響されて活動を始めたグループがあります。
ワークショップや企画運営の裏方に回って活動しているそうですが、そこに顧問の先生が関わっていくのではなく、学生が中心となって動いているそうです。

始めにも言いましたが、今未来研に不足している学び続ける行動はまさに『わからないことを聞きに来る人、調べる人』に当たると思います。学生が中心となって活動することは、自分たちで問題を解決する力が自然と身についているのではないでしょうか。

そういった本質の部分から変えていく必要が未来研にはあると思います。
本質を理解することで中間部分であるデザインシンキングの理解につながり、目に見える部分では手法がわかります。

私自身、現在の活動をしているつもりになっていた気がします。
常に疑問を持ち、お互いで情報交換をしながら理解を深められる環境が作れるように意識を変えていく必要があると思いました。


これは部活に限ったことではなく、就職後、早期退職する要因として人間関係がうまくいかないことが挙げられているそうです。


これを踏まえ、三年生は後輩に対して聞きにきてほしい、ではなく自分から聞きに行く
二年生は三年生になるにあたって、「どうしよう、これはどうか」とお互いに提案して、常に情報共有をしあう姿勢をもつ
一年生は二年生にあがるにつれて新しく入ってくる一年生をサポートができる意識をしていけるといいのではというお話でした。

また、一年生はまだ先輩に聞きづらいという人もいるのでは、という話もあがり、二年生がフォローをしてあげることでより密度のあるコミュニケーションをとれるよう目を配り、以前より意識的に行っていけたらいいのでは、との先輩からのアドバイスもありました。


実行して目に見える結果はすぐには出ませんが、意識を少し変えることで雰囲気の変化からでも感じていければ、未来研の活動の可能性はもっと広がっていくのではないでしょうか。


そして来週の活動では株式会社ディー・エヌ・エーのUI/UXグラフィックデザイナーでグラフィックレコーダーでもある和波里翠様が未来研でワークショプを開いてくださることになりました。
こういった場を設け経験できるのは未来研だからこそだと思います。
詳しいことは来週の活動報告でまとめさせていただきます。


二年ビジュアル 萩原園華



2015年10月15日木曜日

10月12日の活動レポート


◎内容
①UX名古屋
②後期プロジェクト中間報告
③OGのお話


本日はOGの先輩方も来ていただきとても賑やかな雰囲気の活動でした!



一番初めは第4回目UX名古屋に行かれた松田先輩から報告がありました。
気づいたことが大きく二つあり、一つ目は現場に行き、様々な人と指摘し会うことでお互いのためになり、これを重ねると物事においての判断基準が広がっていくのでこのような場に参加することが大切。ということ、二つ目は懇親会を通じてなぜUXが世の中に浸透していないのか改めて考えた時、企業内で私たちはお客様のためにとUXと唱えているが、UXがわからない上司からしたらビジネスにつながらないものを取り入れないのは当たり前で、お客様のためを考えつつ利益を上げる仕組みでないと意味がないと気づき、結局自分たちが何のためにやっているのかっていうのを常に考えながらUXをやらなければならないと思った。というお話を聞かせていただきました。



先輩の話を聞き、UXとはボランティアではなくビジネスなんだと改めて感じました。
私は先輩の話を聞くまでUXの意味を理解したつもりでいましたが、それはUXデザインと昔のデザインの違いを理解していただけであり、根本的に”利益”という意味の理解が浅かったと思いました。ですから今後授業などでUXを学んでいく時にはビジネスということを常に意識していこうと思います。



松田先生のお話のあと在学中の元未来研の先輩方や安武先生から「なんのために未来研にいるのか?」ということについてお話がありました。
その中のお話に「未来研に入っているから就活が上手くいくわけではなく、本当のコンセプトを理解した上で目の前のことを考えてほしい」というお話しがあり、目的を考えることの重要性を教えていただきました。




次に後期プロジェクト中間発表がありました。
後期プロジェクトの目標は自分たちが楽しい就活をデザインを考え、商品を作り出すことです。この商品というのは何らかの団体が利益を得ることができるというものです。



そして今回の中間発表では自分たちの手元に就活生から聞いたインタビューという情報をグルーピングをして可視化をした中から【推察】【その情報の中から明らかにしたいこと】【その手法】をまとめて各グループごと発表をし、自分達のやっていることの方向性はちゃんと今回のゴールにたどり着くのか?そもそも今ある分析するための情報の量は十分なのか?ということを確認しあいました。
また、可視化する際、悩んでいても「わからない」という考えを放棄する言い方ではなく何か提案をしていく「こうじゃない?」といい言った方がしないと話が進展しないというお話もありました。



私たちのグループでは情報のグルーピングがあまりうまくいっていなかったのですが、集めた情報が5W1Hで表せたらグルーピングしやすくなるのでは?というご指摘をいただきました。
これからもう一度今までしてきたインタビュー内容を見直し、もう一度情報整理をして可視化してみようと思います。





その後、今日来ていただいたOGの前年度卒業生の山岸先輩と奏美先輩から実際の社会人生活についてお話をいただくことができました。


「社会人になると勉強することが多すぎて学生の時よりとても大変だがやりがいがある」という実体験と「学校の外に出て人と接する機会をもってほしい」というお話がありました。
私は外部の人たちにと触れることで社会人になった時必要である協調性が身につくからではないかとOGの先輩方を見て強く思いました。




今回の未来研では外部に出る大切さは勿論、自分たちの今の行動は何の目的のためにしているのか考えながら行動する意味などについて学べました。
後期プロジェクトだけでなく普段の授業から考える癖を身につけていこうと思います!



ビジュアル2年:田尾柚花








2015年10月11日日曜日

10月5日活動報告

10月5日活動報告

1.日本デザイン学会グットプレゼンテーション賞受賞(望月先輩)
2.IMJ求人のデザインのグットデザイン賞受賞
3.【後】プロジェクト取材内容について
・発表方法確認
・付箋にキーワード書き出し
・グループごとに模造紙に貼り出す
・共有
4.【前】プロジェクト


今日の活動は未来研会長の望月先輩から、日本デザイン学会グットプレゼンテーション賞受賞の報告がありました。
また、IMJ求人デザインのグットデザイン賞も受賞するなど、嬉しい報告が続けて部員に伝えられました。


日本デザイン学会グットプレゼンテーション賞に関して、安武先生からはボードの見やすさ、内容が注目された結果だというお言葉をいただけました。


先輩方がこうして形となる結果を残しているのを見て、今まではただただすごいなという憧れの部分が強かったのですが、自分も前期を始めとしたプロジェクトに携わり、見ていることが少なくなってきている今では、焦りの気持ちも見え、意識的な部分での成長に気づくことができました。


次に後期プロジェクトについてです。
今回は、 現時点での取材した人のインタビューのなかで得られたキーワード(事象や推察など)をポストイットに書き出し、グルーピングする作業を各自で行いました。
ポストイットに書き出す際に先輩や安武先生からのアドバイスがあり、書きながら少しずつグリーピングをしたり、時間軸でまとめないようになどの注意点があげられました。





また、取材者の体験しているときの状況を考えながらやること。
ただ給料がいいから仕事が頑張れる。ではなく、 ○○の仕事は給料が良くて○○○だから仕事が頑張れる。など文章の量は情報が多いこと、インタビューの際にどれだけ深堀できたかによって違いが出てきます。
事象なども具体的に書くことによって相手のことをどれだけ知ることができるかが、後期プロジェクトの重要なキーワードになるのではないでしょうか。


最終目標は展示会でさせるクオリティにすることです。
各自、わからないことは自主的に勉強をするなど、自分たちの意思で勉強する場面が増えてきます。
それぞれの目標を達成できるように、常に疑問を持ちながら課題に取り組めたいと思います。


二年 ビジュアルデザインコース 萩原園華

2015年10月4日日曜日

9月28日の活動レポート

◎内容
①外部での活動報告
②情報デザインフォーラムパネル発表

③後期プロジェクトの取材について






今日はシルバーウィーク明けだったこともあり、シルバーウィーク中に外部で活動してきた人たちから報告などを聞きました!


一番初めは9/26に行われたHCD-Netの報告です。

HCD-Netの報告では【学びのリソースの可視化】というテーマのもと福士先輩、広沢、水谷が参加したので今回は広沢と水谷から報告してもらいました。


水谷は初回以来の参加でGRのフォーマットが変わっていたことにとても驚いていたようでした。
懇親会では社会人と話すことで生き方、仕事の仕方などを知り、自分の生き方を考えていく上でとても参考になったと話してくれました。


広沢は他大学と自分たちのGRを比較し、自分たちのGRのあり方は講義やワークショップの盛り上がりや流れ、そして何より情報をグループ化して階層化できることが私たちが手書きでやっている常葉のグラレコなのでは?と改めて考えてみるきっかけになったと話してくれました。



9/25に水落校舎で行われたRTDに参加した赤松と山下からの報告です。


二人とも初のGR参加だったので当日前に勉強して行ったがいざ本番になるとなかなか思うように動かなかったと悔しい気持ちを話してくれました。
また、この経験を次に生かすために今後の自分たちの課題として基本的な線を綺麗に書く、真っ直ぐ文字を書くなどのことを大切にしていきたいと語ってくれました。


9/26に望月先輩が参加したワークショップについて望月先輩からお話をいただきました。

複雑な社会問題をわかりやすく参加者に伝えるために「込み入った情報をどう距離感を感じさせずに参加者に伝えるか?というところを今回は特に注意した」とお話していただきました。また懇親会でケアを求められる現場ではGRは本来遠い存在であり、難しい言葉の多い現場においてそれを伝えられるGRはすごいというお話をいただいたとおっしゃっていました。


次に9/22に行われた情報デザインフォーラムについて古本先輩からお話をいただいたきました。「未来研の中だけにいると分からないことが社会人のいる場にいってお話をすることによってわかるので自分たちが社会的にどう評価をうけているかなどを知る意味でも外部出ることは大切」と改めて外部に出ることの意味を教えていただきました。





情報デザインフォーラムで発表した人たちからパネル発表がありました。

私は各々で聞きたい発表を聞きに行く形で行ったため、福士先輩が発表していたHCD-netについての発表を聞きました。
HCD-Netでは仮説、検証、修正・改善というHCDのプロセスをもとにして活動しており、評価をもらうために懇親会を利用して定性調査を行っている話などを聞くことができました。結果を出すためには相手から隠された欲求を聞くというお話があったのでこれは後期のプロジェクトの自分たちがインタービューをする上でとても参考になると思ました。



次に後期プロジェクトについてお話がありました
現在は自分たちの資料を集めるために就活を終わった人たちに各グループでインタビューをしている真っ最中です。
しかし、事象だけを聞くのではなく事象に対して
・その理由やきっかけ
・なぜそう思うのか、なぜそれをするのか
・それによって何をするのか
などを聞くことが重要であるとお話がありました。
また、インタビューした後、聞いたことへの推察を行うことがなければ意味がないとお話がありました。


実際に私はインタビューをしてみてなぜ?と疑問を持つことを常に心がけていましたが、それをいざ書き出し振り返ろうとするとうまくまとめられなくなってしまい、そのまま放置してしまいました。
いざペアの子と情報を共有する時にインタビューがまとまっていなくとても困ったので疑問をそのままにしていたことをとても反省しました。

これからは、インタビューの仕方だけを意識するのではなく、自らわからないことを先輩たちに聞き、理解するという習慣をつけることが重要になってきそうです。



ビジュアル2年:田尾柚花