2015年7月27日月曜日

7月20日の活動レポート

◎内容
①夏休みの課題について
②合宿について
③最近の部活動

今回の部活は外部活動に行っている生徒も居るため、人数が少ない形での活動となりました。補講などもあってか、最近は部員全員が揃う機会が減っているように感じます。


夏休みの課題について福士先輩からお知らせがありました。

内容は各自前期に携わったプロジェクトをまとめポートフォリオを作成するというもの。



前期にやったプロジェクトをただ「大変だったね」で終わらせるのでなく、しっかりと振り返りをすることで「何のためにやっていて自分がどう変わったのか?」を後で見直すことを目的としています。
また、安武先生からは大切なのは「個々が何を通じて学んだか?」ということなので、プロジェクトのまとめを書くのではなく葛藤したことなどをまとめてほしいとアドバイスもありました。

特に私含め2年生は毎週の課題となっている本の発表を行う上で、本の内容をまとめるのではなく「自分がその本を通じて何を学んだのか」発表するということを学んだばかりです。これを活かして自分の意見をまとめていきたいと思っています。

次に坂野先輩から合宿についての報告がありました。


具体的なチームの発表などがありみんなわくわくした様子でチームの確認などをしている様子が見られました。
この合宿の目的は自分たちの知らない文化に触れ、判断・行動・観察の力を高めるというところにあります。また、自分が最高の旅、最低の旅を体験することでUXの勉強につながるというお話を先輩や安武先生からいただきました。

前回の伊東合宿と違い静岡県内ではなく熊本なので、現地について知らないことのほうが多いと思います。そこで自分たちも半分ユーザーになり旅行を体験することで、UXについてもう一度よく考え直す良い機会だと感じました。また、「なんのために合宿に行くのか」をしっかり念頭において予習をしていくことで合宿としての意味が成されると思うので、昨年の合宿の反省を生かした予習が重要になってくると思います。



その後、福士部長が最近部活で感じていることについてのお話がありました。



現在の未来研では各プロジェクトごとにグループに分かれ、グループワークをしているにも関わらずディスカッションをしている様子はなく、作業だけになってしまっているのではないかということを危惧しているようでした。
私たちは目的を達成するための手段が目的になってしまいがちで、いざ振り返ってみると本来の目的を忘れているというところがあると思います。しかし、目的のためには作業に集中しなければならない時があるというのもまた事実です。
そうすると、自分たちが今何を何のために作業をしているのか、ということを常に考えながら行動することが大切になってきます。また、少しでも不安になったら同じグループの人などに聞き情報を共有することも大切です。作業だけにならない、コミュニケーションを持った環境作りを意識していくことがこれから重要になってきそうです!

ビジュアルデザイン2年:田尾柚花








2015年7月18日土曜日

7月13日の活動レポート

◎内容
①本の発表
②今後の部活活動
③中間発表


本日の活動は今まで進めて来たプロジェクトの中間報告を行う為、事前準備が少々慌ただしい中始まりました。毎回の活動の前に執行部を中心とした準備が行われる事で、未来研の活動が成り立っているのをひしひしと感じます。

今回の本は<人間中心設計の基礎>著:黒須正明
発表者は2年の広沢、松浦でした。



発表の際、どうしても専門用語を使う場面が多くなってしまい、質疑応答の時に「ユーザビリティについてもっと簡単に説明してほしい」などもっと専門用語を噛み砕いて説明をしてほしいという意見がでました。
また、質問にどう答えたらいいのか発表者が悩んでいる間に聞いてる側同士の意見交換がされていたのが今回の発表の特徴だったと思います。



聞いている側でも話を理解仕切れていない人や理解している人など様々だったのでテーブルごとで意見を交換し、理解をしようと努めていることがとても勉強になったと思います。





今後の部活活動についてではサークルの時間外で勉強しに行く人達の今後の日程報告などがありました。



中間発表ではユーザーの欲求が特定の利用条件下でのサービスが満たされているか?という点をどのプロジェクトでも意識すべきだと安武先生からご指摘がありました。またそのようなことを意識するためには、自分たちの都合の良いご都合主義ではなく、常に心からユーザーの気持ちになり活動をする必要があるとのことでした。

私もユーザーの本質的欲求を探す際にユーザビリティテストをし、それをCJMでまとめたりするのですが、どうしてもユーザーの行動を変えさせるような考えではなくユーザーが使っている物の形を単純に変えるという方にばかり目がいってしまいがちになります。
kの考えだとユーザーが思っている事をただ形として捉えているだけで、本当にユーザーが心の底に思っている欲求と結びつかないということに最近気付きました。
ユーザー心の底にある欲求を探すためにも、常に心からユーザーの気持ちになり活動するのはとても大切だと思います。


中間発表の最後に安武先生や会長、副会長から総括をいただきました。
特に樽本副会長からは「活動の中で成功、運営していくことで部活として何が変わったか?ということを念頭に置いて考えていくとよいのでは。この中間発表を区切りとして考え、活動を通して自分たちに何があるのか?を考えてほしい」とのお言葉をいただきました。


また、部活やワークショップに参加したあと自分の考えたことや得たことなどを記録しておくとあとで自分は何を学んだのか振り返る時に役に立つ、というお話もありました。


この中間報告は部活全体として何をしているかという情報共有の場として役に立っただけでなく、自分達が今やっていることは正しいのか?など行動を考え直す面でもとても役に立ったと思います。これからの活動では自分達の行動や考えをまとめながら活動していく事が大切になっていきそうです!



ビジュアルデザイン2年:田尾柚花





2015年7月8日水曜日

7月6日の活動レポート


◎内容
①2年課題発表
②次回の中間発表について
③MTG報告


本日の活動は通常通り2年生の課題発表から始まりました。

タイトルは「Lean UX」著:ジェフ・ゴーセルフ
発表者は野田、田尾、水谷の順です。

発表前には松田副部長から何の為に発表しているかを考えながら発表するように。と改めて課題の目的を再確認する一言を頂きました。


全体の前に発表するためというのはもちろんの事、自身も理解しようと言う意識がこれまでの2年生の発表を通してだんだんと強くなっていくのが分かる発表でした。


発表を終え、質疑応答では先輩から「本を読んでどのような結果や結論がいいのか?最後に何が出来れば良かったか。という部分をふまえ自分たちの言葉で一言でまとめられると良かった。」というさらにステップアップした内容を聞きたいという意見を頂きました。
最初の発表から比較すると確実に求められるレベルがあがっている事がよくわかる意見だと思います。


また、同じ2年生であり、来週の活動での発表を控えている小野寺からは「これからに一番活かしていきたい事は何か」という質問ではアウトプットする事の重要性や、自分から発信する事で議論を生む事の大事さがわかったなどの本を読んで改めて気づかされた点が多くあったようでした。


次に来週に控えた各プロジェクトの中間発表についてのお話しがありました。

現在未来デザイン研究会では様々なプロジェクトを並行して行っているため、グループ同士の意見交換や共有を時間をとってすることがなかなか難しい状態です。
そのため、次回の中間発表では、各自のプロジェクト内容をグループのメンバーだけでなく、全体がさらに理解を深めるという部分ではとても重要になるのではないでしょうか。



中間発表では

・プロジェクトのゴール
・現在の位置
・現在の問題意識

を中心にデータをプロジェクターに投影し発表する形式です。


グループによって行き詰まってしまっているグループ、作業をしているグループなど様々ですが、自分たちの位置を客観的にみる機会でもあります。




今回の本の発表でもありましたが、こうした活動をしていく段階で自然と共有する場面がある事が、私たちにとって良い学びに繋がると思います。
ただし、共有する事自体がいいのではなく、共有することで何か得るものがあるかが大切であり、「共有する」事をゴールにしないようにしていきたいです。

ビジュアルデザインコース2年:萩原園華

2015年7月6日月曜日

6月29日の活動レポート

◎内容
①本の発表
② HCD-Net
③原田先生WS会計
④外部の活動
⑤情報デザインフォーラム
⑥後期のプロジェクト


本日の未来研はほぼ全員が揃っての開始となりました。福士先輩がプロジェクトの都合上不在でしたので副部長の松田先輩のもと司会を進行しました




まずは本の発表は萩原と秋山が担当しました。
今回の本は《「行動観察」の基本》(著:松波春人)です。



内容を話す時に前回、他のグループが言われていた反省を生かし、内容などを自分の体験を例えにして話す場面などが見られました。その甲斐もあり一年生からは「UXの話がなんとなくわかってきたところだったので、話を聞いて理解が前より深まった。」という感想ももらいました。



先輩からも「内容を自分たちの言葉で噛み砕いてわかりやすかった。」という感想をもらったのと同時に「専門用語も自分の言葉で話せたらもっと良かったかも」との指摘も受けたので次のグループはそこも注意しながら発表できたらいいと思います。
今までの発表を見比べてみるとだんだん指摘のレベルも上がってきていると感じます。前のグループの反省を生かしてこそ毎週違うグループが発表する意味があると思うのでこの互いに学習し合う機会を通じ、全てが終わった後には相手に伝える時のポイントのようなものをつかめたらいいと思います。






HCD-Netのお話では別のプロジェクトで部活を欠席している福士先輩、広沢に代わり、樽本先輩がお話をしてくださいました。簡単にHCD-Netの事を説明してくださった後、「GRとは事実を書き取るだけでなく学びがどのように繋がっているのか?を可視化するのが大切だ」という事と、実際に現場に行っていた二人の成長ぶりを実感し、「下調べ→計画(議論)→実践→応用→省察を実践している二人を見てこれが本来ある勉強の姿だと改めて実感した。」という感想をいただきました。
下調べ→計画(議論)→実践→応用までで大体の活動は終わってしまう事が多いのですが、それだけですと「楽しかった、良い体験ができた」というただの思い出だけで終わってしまうことが多いです。ですが、自分でしっかりと省察を書くことで「なぜ楽しかったのか」ということを相手に伝えることができるのでこれは将来自分の武器になると最近強く感じています。なので私も省察の書き方などを工夫しながら自分のためにこの勉強法を使いたいです!




次に情報デザインフォーラムのお話がありました。
前回は1年生だった時の広沢、濱西にも発表をさせたので1年生も今の勉強の速度を各自考え、チャレンジしてほしいと1年生に向かって話していらっしゃいました。



後期プロジェクトについてのお話もありました。現在未来研は東京をはじめとした様々な方から評価と期待を頂いています。この為、各個人の勉強のもとオリジナルプロジェクトを完成させ、2月に東京でに研究発表会をやろうという目標が掲げられました!
これからのプロジェクトはさらに気合を入れながら形にしていかなければならないと強く感じました。また、わからないままプロジェクトが進んでいき最終的に自分が何をしていたのかわからなくなるのが一番困るので疑問に思ったことは些細なことでも先輩に聞くようにしていきたいです!


ビジュアルデザイン2年:田尾柚花