2015年12月28日月曜日

12月21日 活動レポート

12月21日 活動レポート

1.シビクラ展示会報告
2.HCD/ワイワイCAFE
3.忘年会について
4.後期プロジェクト、宇津ノ谷、移住


まず初めに、2年生を中心に約9ヶ月間活動を行ってきたシビックプライド研究会が、一つの大きな節目となる展示会を無事終えることができたことを代表の小野寺から報告がありました。


このシビックプライド研究会は5年の間続いてきた活動ですが、今年度をもって一旦活動を休止することになりました。
そのため、今年のシビックプライド研究会は集大成の年となります。
今回の活動はダイバーシティ(多様性)をテーマとし、静岡の新しい誇りを見つけるため、インタビューから分析までを行ってきました。

活動の間には作業の遅れが見られたりなどの活動の節々で不安がありましたが、当日の展示会ではこれまでのシビックプライド研究会に携わってきた先輩方を始め、他大学、行政の方など多く訪れていただき、また研究に対して共感してくれた方が多かったのが印象的でした。


安武先生からは、展示会のオープニングパーティーの中で行われたシビックプライド研究会のメンバーである学生同士のトークセッションが良かったとのお褒めの言葉をいただけました。
きれいな言葉(便利な言葉)で理論的にまとめるのではなく、学生ならではの視点からみた等身大の言葉がトークセッションでは交わされていました。
今回の活動を通して、学生が実体験を基にしてトークセッションのテーマを自分の言葉で話せたことが1つの常葉大学の新しいアプローチとして、研究を通しながら自分たちにあった自己表現を見つけることができたのではないか、と2年生の成長面を上げてくださりました。


また、作業面に対しては、仕事の仕方は下手だった。しかし下手なりに学んだこともある。信頼、不審を味わったからこそ得られるものもあったのではないか。とのお話もありました。

全体の活動を終えての変化として、内部だけではなく外部での見方も変わっていったことも今回の研究では大きな収穫としてあげられます。
これまでは学部の中の一部の活動としての認識から、実際に展示会に訪れてくれたことで、身内以外の人が活動を知ってくれることが研究会の一員であった私自身大きな1歩だったように感じます。

当日の展示会では、ただ見に来てくれるだけではなく、こうなったらもっと静岡が楽しい街になるのでは。よくなるのでは。という意見交換が大人だけでなく、同じ学生同士でも交わされていたことがとても印象的でした。
これは私たちシビックプライド研究会のメンバー内でも、理想の展示会にするためにはどんなことがあれば成功と言えるのか、を話しあった際に意見の一つとして出ました。

ただ見に来て頂いて、すごいね。といってもらえることがゴールではなく、実際に展示会に訪れて何も感じたのかを話せる環境ができたとき、静岡の新しい誇りの種が見つかるのではないでしょうか。



次に19日にIMJ様主催で行われたワイワイカフェに参加した野田からの報告がありました。
「UXからの卒業」というテーマから、どれだけUXを使わずにコミュニケーションをとれるか、をリアルタイムドキュメンテーションを使いながら参加者で議論したそうです。


そこではファシリテーションをする際の環境作りが大事であると感じたそうです。
また、UXは難しいと思っていたが、大人が悩んでいる「UXが難しい」というのは、割と解決できる問題なんだなと思い、また、相手のことを考えていないしよくないと思った。と学生ならではの視点から見た意見も出ました。

自分たちはUXという言葉をよく聞くけれど、一歩外に出ることその言葉はまだ浸透しきれていないことも実感したそうです。

次にHCD-netに参加した福士先輩からの報告がありました。


セミナーが最終回を迎え、講師である浅野先生からは「調査の段階が一番大事」だということを全体を通して常におっしゃっていたそうです。
ちゃんとしたプロセスでサービスデザインを開発しても、ペルソナシナリオ法が生かしきれていないなどの失敗は大人でもあることがわかり、自分たちもおざなりにしていた部分もあったので気をつけなければいけないと思った。と、客観的に観察をしながら自分たちのやっていたことを見直す機会になっていたのではないでしょうか。


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