2015年11月4日水曜日

11月2日の活動レポート

◎内容
①諸連絡
②前期プロジェクトについて
③後期プロジェクトについて

今日は現在進めている後期プロジェクトの進捗確認が主だった内容でした。
また、今週末に開催予定のイベント「 Code for Japan Summit2015」へ参加する学生についての説明や、未来研の運営に関しての先生からの所見等も併せて報告されました。


「Code for Japan Summit」には昨年も何人かの学生がグラフィックレコーディングのアシスタントを兼ねて参加していました。そこから社会人の方々とのつながりや参加学生の意識の変化もあってか成長の伸びしろを見せた者が何人もおり、今年も未来研内からレコーダーとしての参加者を募っていました。今年はグラフィックレコーディング熟練者は4年生の2名のみ、あとは初参加、または初心者の者が4人、計6人でそれぞれ参加してきます。

私は昨年参加したメンバーの一人でしたが、拙いレコーディングながらも全く知らない世界のお話を集中して聞いていたので終始楽しかったのを今でも覚えています。
緊張の面持ちで参加を決めた学生もいたようですが、デザインという広い世界の中の各所で活躍されている方のお話を聞けるとても貴重な機会なので楽しんでいってこられたらいいなあと思っています。
イベントから帰ってきた後の学生の話を聞くのが今からとても楽しみです。


未来研の運営に関しては、現在運営を担っている3年生の状況や、それに対する先輩・後輩の向き合い方についてのお話がありました。
現在の未来研には、何となくスッキリしない個々の関係や現在のプロジェクトへのモヤモヤなど、水面下での問題が見えづらいながらも確かに存在しています。これに対して動いていく3年執行部の行うことを、各学年は各々の役割を認識しながら向き合ってほしい、とのお話でした。
4年生は最上級学年であり、およそ半数は未来研に一番長く在籍している学年です。また、2年生は来年度執行部を引き継ぎ、組織運営を行っていきます。
各々の役割とは、そうした今までの経験や次の年への準備を見据えながら、これからどうしていけば良いのか、自分たちはどうしていくかを考えることです。
2年生の私の代であれば、現在の状況や運営から、問題も改善も含めて何を上級生から引き継いで、何を変えていくべきなのか。前回のブログ記事で田尾が「引いた視点で見る」と書いていましたが、こういうところにも「引いた視点」は用いるべきなのだな、と思います。


話は変わり、現在も引き続き進めている前期プロジェクト、そして後期プロジェクトの話です。
「前期」というからには今年の初夏前後からスタートしている前期プロジェクトですが、前述した未来研の運営について検討した結果、いくつかのプロジェクトを一時休止することになりました。
この理由としては、未来研の運営指針のひとつとして「やってよかった!」という満足感を生み出す「部活動でのUX」があります。既に後期のプロジェクトに入っている状況で、複数の案件を抱えていることはあまり良いことではありません。これから各プロジェクトに追い込みのかかる時期でもあり、一部のチームには後期プロジェクトにも遅れがみられます。ユーザー(学生)の満足の為には精神的にも笑顔の薄くなる状態を維持するのは得策でないとして、優先順位の低いものから一時休止という形をとり、後期プロジェクトに集中することに決まりました。

本来ならば前期内で収まる予定だったプロジェクトですが、チームごとの問題点や予定外の事象が相次いだ部分もあり、年末にまで及ぶこととなってしまいました。
しかし、このような失敗は今のうちに経験しておいてラッキーなのかもしれない、とも感じます。上手くいきすぎるものからは自分に得るものが少ないからです。
何が足りなかったのか、どう改善すればよかったのか、考え方は先ほどの未来研運営について触れた部分と殆ど変わりはないのではないでしょうか。


その後、各自の活動へ。悩みながらも後期プロジェクトを進めている学生の面々。
「こっちの相談に来てください!」と自ら進んで先生や先輩方に活発に質問する姿も多く見られました。気づきが繋がったチームからは思わず拍手が鳴り響いたところも…。一瞬見えるスッキリした表情は、「部員の満足」のひとつの表れでしょうか。

今回の一連の話を通して、自分の担当するプロジェクトからこれからの部活の話まで、自己の改善や自分自身の気づきを増やしていきたいと考えました。すぐには結果のでないものではありますが、ひとつひとつを積み重ねることで「やってよかった!」と来春自分が思えるように、動いていこうと思います。



ビジュアルデザインコース2年 水谷みなも

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