2014年5月31日土曜日

5/27 第4回mirai Conference









今回の講師は広告デザイナー、アートディレクターである望月明子様です。


司会進行は2年袴田です。



まず始めに望月様の紹介です。
静岡市出身で静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業後、広告代理店ピーエーシーに就職。現在、商業施設やイベントなどの幅広いジャンルの広告制作を行っている。

静岡結婚プロジェクトや、しずおか妊娠SOSの広告など、静岡で活躍していらっしゃいます。

詳しくは下記のサイトを参照してください↓↓

(株)ピーエーシー HP:http:/www.pacweb.co.jp/ 




次に望月様の講演内容についてのお話です。

広告とは発信者とターゲットをつなぐコミニュケーションツール。望月様はどんな種類の仕事でも一番意識していることは「リアル」なエッセンスを必ずプラスすること。

CINEMA CITY ZARTの広告では、「お引っ越し」「思いはつながり続ける」をコンセプトに、七間町の町並みが町の人がフィルムを持つことによってセノバまでつながっているというビジュアルになっている。また、広告に出てくれる人を探し、人の位置や距離を何度も調整している。アイディア発想から作るまでに3週間というタイトな時間の中で作りあげた。タイトなタイムの中でどれだけこだわれるかが大切だと感じている。

広告の仕事は、これ以上やってはいけないということはなくて、予算と時間がある限り可能性が広い仕事である。また、期日まで意地でも持っていく。アイディアが出ない時は手を動かしネットには頼らない。

なぜ広告代理店を目指したのか

学生時代アイディアを考えることが一番好きだった。周りに上手な仲間がいっぱいいた。一人よりみんなで仕事することが好きだった。


という内容のお話をいただきました。続いて質疑応答の時間がやって参りました。

内容は以下にまとめました。



Q.最初は夢のある絵本を描きたかったそうですがそこからどのようなきっかけでリアルを取り入れようと思ったのですか?

A.新聞広告の仕事ではじめてリサーチをして企画からプレゼンをしました。今まで自分の感覚で物事を考えていましたが、物事を考えるのにはちゃんと背景があるんだなと思いました。絵では自分でいいものとしか思っていたものしか描けませんでしたが、広告はちゃんとマーケティングをして導けるもがあってそこに自分のもともと好きだった発想、センス、アイディアを取り入れるとまた違った道に変わっていくその魅力がいいなと思いました。またそこに助けられ、広告を作るのは楽しいなと考えるようになりました。


Q.ヒアリングでリアルなエッセンスを引き出すために心がけていることはありますか

A.誰に聞くのかを間違えないようにする。アンケートだけを配って回収するのではなくて書いている様子を見ました。そうすると、この世代には響く話題じゃないんだなとわかる。声を聞く方に直接会うことでその人の背景を聞き出します。

Q.学生時代になにかサークルや関わっていたプロジェクトはありますか?

A.1年生から大道芸の実行員をやっていて、ストリートフェスティバルなどの外の活動とバスケをずっとやっていました。学生時代から外の人と絡んだり、ディレクターというポジションだったのでボランティアさんをまとめたり、指示を出す立ち場に立って人に関わってまとめたりしていたことは今も生きていると思います。



質疑応答によりさらに深くお話を聞く事ができ、無事に講演会を終えました。
この講演会に携わった大勢の方々、お疲れさまでした。講演会に来てくださった方々からからは、また参加したいという声を多く頂き大変好評でした。


次回のクリエイター講演会もお楽しみに!


ビジュアルデザインコース2年木田優衣

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