2016年4月23日土曜日

4月18日活動レポート

  クックパッドさんでのグラレコ報告
   先生からのコメント
   素敵体験WS


初めまして。今年度こちらのブログを引く継ぐことになりました、ビジュアルデザインコース2年の加島です!よろしくお願いします!

今回は初めに、416日に行われたクックパッドさんでのグラレコの報告がありました。
今回の報告でも、先輩はゴールを決めてグラレコを行ったと言っていました。
広沢先輩から「今回はUX、サービスデザイン、HCDの関係性が見た人にわかるようにゴールを決めて記録を行いました。社会人の方々にアドバイスを頂ける機会は、こういう外部の場に出ないと得られないものだと思います。」

小野寺先輩から「クックパッドさんは入ってすぐにキッチンがあり、仕事終わりの方が料理をして食べることができるというシステムは面白かったです。企業によって内装や雰囲気が全然違うことがわかりました。」

明確なゴールを決めてから行動することが大切ということをよく聞きます。もやもやした目標のない状態のままで行動してしまう姿勢を直していきたいと感じました。


その後、安武先生からのお話がありました。
「力のある先輩方はチャンスに反応し、自ら勉強しに行っています。チャンスにどう反応できるかが鍵です。」

安武先生の話を聞き、1年時から積極的に行動し今力をつけている先輩方と自分を照らし合わせて、このままではいけないと感じました。
私たち2年生は、先生から様々なチャンスを出して頂きながら、それに反応することができていませんでした。まだ1年生だからという甘い心、消極的な心があったのだと思います。
先輩方と比べるとスタートは遅れていましましたが、今年からチャンスを生かして力をつけていきたいです。

本日のメイン、素敵体験WSです。
WSの説明をする萩原先輩
未来研メンバーがそれぞれ素敵だ!感動した!という体験をイラストや写真で持ち寄り、人は何を素敵だと感じるのかを導きだします。
このWSの目的
・「他人が素敵だと思う体験」と、「自分が素敵だと思う体験」を比較することで、自分の体験の幅を知る
「他人の体験を聞く」という間接体験から、コンセプト提案で発想できる力を身につける

広沢先輩は普段では経験できない非日常的な出来事に感動したようです。
まずチームごとに、各個人の素敵な体験を共有しました。
ひとつひとつの素敵な体験に、「⚪︎⚪︎に感動した」「⚪︎⚪︎に素敵だと感じた」というラベルをつけます。
敵な体験の価値が近いものでグループ分けしました。
その後全体で共有しました。
共通点として憧れ、成長、成果、共感など、他者との関わりの中で得られる嬉しい体験が多かったです。

共有の結果としてドラマチックで非日常的な素敵体験が多く、生活の中にある「ちょっとした嬉しい体験」が少なかったです。普段から「ちょっとした嬉しい体験」を意識して日々を過ごしてみることで、新たなサービスに繋がるものが見つけられるかもしれません。


今回のWSで、自分が思っているよりも日常生活を意識していないことに気がつきました。普段の食事や通学などに関心を持ち、視点を変えていきたいです。

ビジュアルデザインコース2年 加島愛

2016年4月14日木曜日

4月11日 活動レポート

4月11日 活動レポート

❶あいさつ・・・自己紹介
❷未来研とは? ・・・安武先生
❸方針・スケジュール ・・・小野寺 / 広沢 
❹会計計画 ・・・水谷
❺就活について ・・・4年生 
❻春休みの出来事 ・・・前嶋 / 川口
❼次回予告



新年度が始まり、未来デザイン研究会も初めての活動が始まりました。
今回は新1年生が見学に訪れているということで、未来研について安武先生より説明がありました。





「個人の作品を作るような造形の”デザイン"は20世紀のデザインであり、現在21世紀では、人の暮らし やプロセスを共創して考えることが”デザイン"なのでは ないでしょうか。また、社会に対応した学びをす るためには、この21世紀のザインを学ぶことが必要とされます。常葉大学の造形学部は20世紀のデザ インを行っており、未来研は21世紀の共創の場なんです」と説明をされました。



そのあと未来研の新体制の話が新部長の小野寺からありました。




今年度未来研では、ふたつのことを目的に活動していきます。

1リフレーミング力/ クリティカルシンキング/ 社会人基礎力を高めるために、UXを学び、いくつかの プロジェクトで実践すること 2一人一人が目的を持った行動をすることで大学生としての社会人基礎力を更に高めていくこと

1はこれまでの未来研全体の方針を大きく変える目的です。 これまではHCDプロセスを基盤に、実社会のプロジェクトを通して、UXのデザインを開発 していました。

しかし、調査、分析をし、コンセプト以降になるとこのサービスは本当に楽しいのだろうか?既存のサ ービスになってしまっているのではないか?ともやもやしながら開発が進んでいました。原因としては 自分の中の経験の引き出しが少なく、利用者に対する興味や問いが出ないためでした。これによってプ ロセスだけが先行する中身のないデザインになっていました。

そのため、その現状を打開すべく 地道ながらにではありますが、手法ばかりではなく私たち個々の「なぜだろう」という課題に対しての姿勢(クリティカルシンキング)と、海外経験などを通して幅広い考 え方や多くの視点で新しいデザインを提案していく力(リフレーミング)を鍛えることを中心とした活 動が行われます。


2では、1でも触れた「社会人基礎力」を個人単位で高める意識をして、「なりたい自分になろう」と いう目的です。 上記の安武先生の話にもあったように、未来研では部員がいるということを活かして複数人でのグルー プワークが行えます。そのため、チームワーク力を育てることや、自ら周りを引っ張る主体性を養うな ど、個人個人が目標を持って行動していくことで社会人基礎力を高めていきます。

今後は数回にわたるWSが行われる予定ですが、あらかじめ自分の中で目標を決め、それに向けて行動をしていきます。

例えば、家族にUXの説明ができる。自分の言葉で説明できる。など、意味を理解して人に教えられることは、自分のものにできている。理解をしている。と言えるのではないでしょうか。



次に先輩方の就活の報告とあわせて自分がどのように企業にアピールをしているかという話がありました。


新未来研会長である福士先輩は、リーダーとしての役割を意識しながらやることを意識しながら未来研 を運営していくことで評価をしていただけたそうです。




坂野先輩からはやり遂げた仕事はネタになるけど、取材前の目標やその時々の辛かったことの記録がないことでエントリーシートに説得力がないことが悩んでいる。
未来研で活動したネタはあるけれど姿勢が足りなかったのかな、と自己分析を述べてくれました。
今までの活動をポートフォリオに書くことはできても、ビジネス的な言葉になりがちになります。
エントリーシートではポートフォリオの文章を自分の言葉で書き換えてかかなければいけないそうです。

活動をすることへの意識や目標を明確にすることで得られたもの、その途中で詰まってしまっても何が 自分に足りないのかというようなリアルタイムの記録を残す大切さが分かる話でした。




春休みの出来事では新3年生の前嶋と川口からの報告がありました。

先月の27日に行われたシビックテックフォーラム にてグラフィックレコーディングに初めて 取り組んだ 前嶋からは、不安な気持ちが多かった。しかし実際にやってみることが一番勉強になり分かることも多 いことに気づいた。結果いい経験になった。と実戦での学びの多さを話してくれました。


川口は千葉工業大学の山崎研究室の卒業制作展を訪れ、学生のユーザー調査のデータ量の多さやプロトタイプの完成度をみて自分の実力不足を感じた。という感想がありました。
他大学の展示会にも積極的に訪れることで、自分に足りないものや参考になるものなど、個々に得るものが多かった春休みだったのではないでしょうか。

今回は見学に訪れた1年生にどれだけわかりやすく説明できるか、と3年生の間で意識しながらの進行でした。




新しい試みの一つとして、今回からは活動をグラレコで記録しています。



これは新1年生に少しでも興味を持ってもらうだけでなく、今までグラレコを経験したことのない学生 も積極的にチャレンジをしていくことで、主体性を伸ばす狙いがあります。
活動が終わり、3年生の反省もオンライン上で行われ、初めて運営を計画し進行した新部長の小野寺からは、資料を読むことにいっぱいいっぱいで助けてほしいと思う場面があった。という反省が挙げられました。


わかりやすい資料を用意したり、易しい言葉で説明するようにという意識があったものの、1、2年生にどういった説明をすれば伝わるのか。ということに重きを置いてしまい、プレゼンが主役になってしま う場面があったことがわかりました。

また今回の活動では、 進行中に1年生の様子をみて臨機応変に対応するなどの目的の共有ができておらず、1年生のことを考えた行動を移せない人がほとんどでした。
回を進行させることばかりに注目してしまい、メタ視点がまだまだ足りないことがわかります。

ただ用意された資料を読むのではなく、みんながあー楽しかった!理解できた。と思えるプログラムが ゴールではないか。と、改めて認識の確認がされました。





まだ初回ではありますが、今回の反省を活かし、徐々に回数を重ねることでどのように変化していくか が楽しみです。

また同時に、私も含めた3年生はサポートするのではなく、一人一人が目標を持った行動(1年生が楽しいと思えるよう考えて動けるかなど)ができれば、 自ずと未来研のUXができるのではないでしょうか。



ビジュアルデザインコース 3年 萩原園華